日本の三大ボウルゲームを見逃すな

一般社団法人 日本社会人アメリカンフットボール協会

アメリカンフットボールは「ボウルゲーム」の季節へ

アメリカンフットボールは2021年度のシーズンがいよいよ佳境に。日本では今週末から年明けにかけて高校、大学、社会人Xリーグの日本一決定戦が行われる。それぞれ「クリスマスボウル」、「甲子園ボウル」、「日本選手権ライスボウル」と呼ばれる日本の三大ボウルゲームの季節が到来だ。

アメリカンフットボールにおいて12月~1月といえばボウルゲームのシーズンだ。本場アメリカのカレッジフットボールではこの時期に40を超えるボウルゲームが目白押しで、大みそかから元日にかけてコットンボウル、フィエスタボウル、ローズボウル、オレンジボウル、シュガーボウルといった日本でもおなじみのポストシーズンゲームが行われる。

ボウルゲームはそもそもアメリカ国内の異なるカンファレンス間の招待ゲームとして始まった。フットボール競技場がボウル型をしていることから「ボウルゲーム」と呼ばれてレギュラーシーズンの試合とは区別される。

日本にもいくつかのボウルゲームが存在する。そのほとんどは招待試合ではなく、選手権試合との位置づけだ。そして、今週末からいよいよ高校、大学、社会人のカテゴリーでそれぞれの日本一が決定する「三大ボウルゲーム」が始まるのだ。

この「三大ボウルシーズン」の口火を切るのは三菱電機杯第76回毎日甲子園ボウル(全日本大学選手権、12月19日阪神甲子園球場)だ。三大ボウルゲームで最も歴史が深く、フットボールファンならずとも冬の風物詩として広く認知されている。

戦後間もない1947年に東西大学王座決定戦としてスタートし、その形式が2008年の第63回大会まで継続した。長年にわたる関西学院大学と日本大学の「青と赤の対決」が東西のライバル関係として甲子園ボウルを彩り、「打倒関学」を掲げた京都大学の台頭、新勢力としての立命館大学の出現が競技レベルを底上げした。東では日大に代わって法政大学が関東の雄として一時代を築いたが、近年では早稲田大学の躍進が著しい。

2009年の第64回大会からは関西と関東以外にも門戸を開き、日本選手権として全国の大学フットボールリーグが参加する形となった(2020年は新型コロナウイルスの影響で東西対抗戦として開催)。

今年の対戦は6年連続55回目の出場となる関学ファイターズと9年ぶり18回目の法大オレンジ(2016年に「トマホークス」から改名)だ。

関学は関西学生リーグで優勝した後、ウエスタンジャパンボウル決勝でライバルの立命大を退けて甲子園への切符を手に入れた。4年連続28回目の優勝を目指す。

法大はコロナの影響で短縮された関東学生リーグで早稲田大学を破って優勝。伝統的に強いランプレーを武器に久しぶりに関東を制した。優勝すれば2006年以来で、通算5度目となる。

続いて行われるのが第52回全国高校選手権クリスマスボウル(12月26日横浜スタジアム)だ。アメリカンフットボールを題材にした人気漫画「アイシールド21」ですっかりおなじみとなった高校日本一決定戦である。

毎年クリスマス前後に行われ、関東と関西の会場で1年ごとに交互に開催されるのが特徴だ。今年の代表校は関東が6年連続6回目となる佼成学園高校、関西は2年ぶり5度目の立命館宇治高校だ。2年前にもクリスマスボウルで対戦しており、この時は立命館宇治が初優勝を飾った。佼成学園がクリスマスボウルで敗れたのはこの時だけで、今年はリベンジを果たすとともに早大高等学院と並んで関東勢最多となる5度目の優勝を目指す。

三大ボウルを締めくくるのはアメリカンフットボール日本選手権プルデンシャル生命杯第75回ライスボウル(来年1月3日東京ドーム)だ。

1948年に大学の東西選抜対抗戦として誕生したライスボウルは昨年度まで過去38年間、学生代表と社会人代表が日本一をかけて戦う試合形式で行われてきた。お正月に数多く行われるスポーツイベントのひとつとして人気を誇ってきた。しかし、近年は外国籍選手が多く在籍し、経験年数も多くなる社会人リーグの実力が向上して2010年以降は王座を独占してきた。

そこで今年からは試合形式を変え、社会人Xリーグの王座決定戦が日本選手権として開催される。名実ともに日本のトップリーグが競う日本選手権となったのだ。

その新たなライスボウルの歴史の1ページをめくるのはパナソニック インパルスと富士通フロンティアーズだ。

パナソニックはリーグ戦を7戦全勝で終え、セミファイナルでは壮絶なタッチダウンの応酬の末にIBM BIG BLUEを38対31で破って6年ぶり8回目の出場を決めた。オフェンスはミッチェルビクタージャモー、横田惇、立川玄明ら豊富なRB陣によるランプレーが強く、ディフェンスはLBジャボリー・ウィリアムス、DLデイビッド・モトゥを中心としたパスラッシュが強烈だ。6年ぶり5度目の王座を目指す。

2年ぶり6度目出場の富士通はリーグ戦を6勝1敗で終えて2位通過。セミファイナルで前年王者のオービックシーガルズに17対10で勝って2019年以来通算6度目となる日本一に王手をかけた。先発1年目となるQB高木翼からWR松井理己、小梶恭平、宜本潤平らにつながるパスのホットラインとRBトラショーン・ニクソンのパワフルなランオフェンスが武器だ。ディフェンスは主将のLB趙翔来、インターセプト王のDB奥田凌大らが堅固な守りを見せる。

この3つのボウルゲームは日本のアメリカンフットボールのシーズンを締めくくるだけでなく、それぞれのカテゴリーで最高峰となるチームを決める試合だ。日本の三大ボウルの熱き戦いを見逃すな。

(三大ボウルゲームの開催要項は公益社団法人日本アメリカンフットボール協会の公式サイト(https://americanfootball.jp/)内「日本三大ボウルにご注目ください」(https://americanfootball.jp/archives/6698)を参照のこと)
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